赤いヘルメットの少年 [取材]
昨日の光のルネサンス。
特設の屋外アイススケート場で
荒川静香さんが子供たちに
スケートを指導したと
このブログでも書きました。
皆様からさまざまな反響をいただき
ありがとうございます。
実は、昨日、もう少し書きたいことがありましたので、
今日、 【続編】 として綴らせていただきます。
何十人もいる子供たち。
ほとんどの子供たちがすでにスケートを習っていて
とにかくめちゃくちゃ上手いの\(◎o◎)/!
荒川さんも
「初心者の子供たちかと思っていたので 何を教えようかしら・・・」
と、初め少し戸惑い気味。
でも、彼女は見逃さなかった、、。
そう、赤いヘルメットの少年を。
他の子供たちは、ヘルメットなしでスイスイ
リンクを大きく滑る。
赤い少年は真ん中のクリスマスツリー付近で
そっと滑っていた。
荒川さんが
「今日が初めての人~。初心者の人~」
とまず声をかけた。
赤いヘルメットの少年ともう一人ほど手があがり、、
その後は、上手な子供たちにはやるべきことを伝え、
全体を見ながらも、荒川さんは赤い少年や初心者の数名を
真ん中のツリ―の付近で個人指導。
荒川さんの気持ちがあったかかった
上手い人にだけ指導を合わせるのではなく、
一番初心者の人も大切にする。
上手い人は少しポイントを話せばできる。
大切なことは、初心者の人にどれだけスケートが
楽しいのかを知ってもらうこと。
きっと赤ヘルの少年はスケートが大好きになっただろう。
荒川さんの真っ赤なマフラーと
少年の赤ヘルがクリスマスツリー付近で
クルクルダンスしているようで、ほほえましかった
それにしても、この少年。
すごい心臓の持ち主だと思う。
みんなすっごいスピードで滑ったり
ジャンプしたりスピンしたりしてるのに、
ちゃんとヘルメットかぶって(それも赤)
安全第一で、恥ずかしそうにすることなく
参加している姿。
将来スケート選手になるとかそんなの関係なく
人は人、自分は自分と、参加している少年が
頼もしいと思った。
普通だったらこんなにうまい子供たちの中だと、
ひるむか、土壇場で帰ってしまう子供もいるだろう。
でも、彼は楽しそうにしているように見えた。
できないことはできないでいい。
だからやるんだ。
できないことが恥ずかしいんじゃない。
やらないことが恥ずかしいんだ。
そんなことを赤ヘル少年から教えてもらった。
そして、なんとっ\(◎o◎)/!そのお父さんが、
私が以前、呑み屋さんで出会った
大企業の方の息子さんだったとは・・・^^
人の出会いは楽しいもの。
最近、つくづくそう思う。
赤ヘル君と赤ヘル君のパパに
会えたこと、、本当に嬉しく思います。
2010-12-02 22:53