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自転車マナー [時事]

真っ赤 な携帯電話が空を舞った。

       ガッシャーン!


と音を立てて、携帯は落ちた。



梅雨の時期、 自転車に乗りながら傘 をさしている人は多い。

私が細い道を歩いていると、前からスーツ姿の女性が自転車に乗ってやってきた。
右手で傘をさし、左手で運転、そして携帯を耳と肩の間に挟んでいた。

私の横を通り過ぎようとした時、彼女はバランスを失い
ハンドルが私の方に突然向いて、ぶつかった。

真っ赤な携帯 が空を舞い、落下した。

私の右腕にハンドルが当たり 「痛った~」 と思ったが、
人がかなり行きかう道のため、ここは我慢・・・。

きっと、この美人女性からは、 「すみませ~んん」 という声があると
思っていると、、、、



彼女の口から出た言葉は

   「あやまってよ!! 危ないじゃない!!!!」。 


おいおいおい(ーー;)
それ、違うでしょ~。。

彼女は、「もうっ!」という、鬼のような顔で、去って行った。

きっと、新しい携帯だったのかもしれない。
でも、そんなことよりも、 自転車のマナー はどうなってるんだ、この街は。


よく、上海 に行くが、上海では、

・自転車は車道を走る
・雨の日は傘はささずにカッパ(前かごまでかかる大きなカッパ)

中国の交通ルールを批判する日本人がけっこういるが、、
なんのなんの、私にとったら上海よりも大阪の方が怖い。

大阪の商店街で自転車にひかれそうになるし、
傘をさして歩いていたら、自転車で傘をさした人の傘とぶつかり
傘が破られたり・・・

何度も危険なめにあっている。

人間としてのモラルの低下もあるが、
とにかく、道路交通規則をしっかりと定め、罰金を取り、もっと 厳しく するべきだ。

上海にも、歩行者天国 ”南京路” やたくさんの商店街があるが、
自転車が突っ込んでくるなんてことはない。
そう、自転車が歩道を走ることはない。

日本ももっと、警察が街を巡回し、
安全な普通の暮らしができる世の中にしなければいけない。

とにもかくにも、赤い携帯の女性には腹が立ったが、
それよりも、この一件だけをみても、
今の大阪、いや、今の日本を象徴しているようにも感じた。

税金もあちこちに使われているが、
一番今、大事なのは

  安全と治安 ・ 医療 ・ 教育(躾)  だ。



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