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今朝の読売新聞「百マイナス一はゼロ」 [新聞記事]

今朝の読売新聞の編集手帳。

帝国ホテルの元社長の犬丸さん

「百マイナス一は九十九ではなくゼロになるのが
ホテルのサービス」

だと。

お部屋は満足でもレストランの接客がひとつだめなら
二度と来てくれないかもしれない。
だから百点のおもてなしを目指している と。

う~んんん。たしかに。

私も今までホテルを利用してきてそういう時があった。
他はいいのに、ここは・・ってことが。

でも、いけないと思うことはホテルに伝えるようにしている。
伝えないでサヨナラするのは楽かもしれないけど、
ちゃんと伝えることで、ホテル側がそれに初めて気づいたり、
改善してよりよいホテルになっていく時もある。

何より、そのことでホテル側と距離がぐっと近くなる。

「言ってくれるお客さまはありがたい」と、上海の某ホテルの部長さんの言葉。
ホテルマン人生25年の日本人だ。

ということで、それ以来、私の定宿のひとつになっている。

言いづらいことを言う時、勇気がいるし、
相手を傷つけ、こちらも傷つくかもしれない。

もちろん相手にもよるので(言っても意味がなかったり、無駄だなと感じる時)
そのまま言わず去る時もある。

逆に考えると、「言っていただけるうちは花」で
師匠の厳しさにはいつも感謝している。


犬丸さんの言葉に戻る。
「百マイナス一はゼロ」 という 考え。

これは私たちの日常や仕事の中でもあることだ。

信頼を築きあげても、たったひとつのことで
すべてがダメになったりすることがある。

でも、人間って失敗は誰にでもある。
あ~、なんであんなことしたんやろ~ってね。

その後、人間関係が続くかどうかは、
互いの根幹がどうかってことかな。

なんて、今日は考えてみたりした。


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