人の役に立つ

今日、　某テレビ局　の上の方とお会いした。

お話の中で、中国進出で日本企業が失敗しない秘訣は？

というお話が出た。

この質問は、各地の講演会で必ず出る。

その都度、私は
オムロンの立石会長さん　の言葉を使わせていただく。

　　　「会社は社会の公器」。

いつも、私の師匠の広中も言うのだが、
「儲けよう」という気持ちで行くと必ず失敗する。

まずは、その街に住む人の、その国に住む人の役にたつ企業
でなければいけないということ。

その力をもってして、市民たちはその企業を信頼し
ゆくゆくお金につながる。

すぐに儲かる話なんてない。

いくらお金があって、いい商品があって中国進出を試みても
儲けよう！　の気持ちで行くことはおすすめできない。

もっとも、これは日本でのビジネスでも同じ。
お金は追えば追うほど逃げる。

ほらっ。。　

女性も追えば追うほど逃げるでしょ。
男性も追えば追うほど逃げるでしょ。

まずは、仕事も恋愛もすぐに勝敗を決めようとして追わないこと。

その国で愛されたいなら、まずはその国を愛し（文化を知り）、
役に立つことから始めよう。

その人に愛されたいなら、まずその人を愛して
その人の役に立つ人になり、その人を応援するくらいの器量が必要だ。
そして、互いが互いを思いやり応援し尊敬しあえる関係が望ましい。

と、いいながらも、どうも　仕事も恋愛も　目先のことばかりに
とらわれてしまうのだな・・・。

人間って、とっても賢い動物だが、、、
とっても馬鹿であさはかな動物なのかもしれない。

自分は・・・・私は・・・・俺は・・・！
っていう気持ちをちょっと置いておいて、
そばの人を幸せにしてあげる
言葉や態度を心がけてみませんか。

そして、その人の人生を考えて応援して
あげられる広く深い人を私は何人か
知っている。

そんな皆さんに私はお世話になってきた。
今も変わらず。

だからこそ、私の原点は　”人の役に立つ”　という心。

まだまだ未熟だが、原点はけっして忘れず
活動していきたい。