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愛犬 [徒然]

16年、実家で愛され続けた犬 ”アトム” が旅立った。

両親のことが気にかかり、仕事の合間を縫って
1時間半ほど戻った。

小さな小さな骨壺。
両親は想い出すたびに涙ぐむ・・・。

私はこう言った。


  「幸せな犬だったね。

   でも、もう動物は飼わないで」

                       と。

冷たい言葉と思う人もいるだろう。

でも、これからは、父母でたくさん楽しいことをしてほしいと
思うからだ。

犬の世話で、行けなかった旅行、犬の世話に追われた生活から、
今度は二人の、そして周りの皆さんとの交流など、できなかったことを
楽しんでほしい。

私は、三姉妹の中で、いつも一番嫌なことを両親に言う。
言いづらいことも、両親にとっていいと思うことは口にする。 

だから、昔は末っ子のくせにえらそうにっ て感じだった。

でも、実家を出て15年。 両親は私を娘ではあるが、ひとりの大人として
話を聞いてくれるようになった。

今回も、

  「亜紀が言う通りね」  と、 母がつぶやいた。

1.JPG
↑ 母が作ってくれた、黒豆ソーメン・刺身こんにゃく・パパが畑で作ったトマトのサラダ、
   愛情いっぱい。

とくにソーメンのダシはいつも母の特製。
そして、もちろん、アトムの食事もいつも母の特製だった。

幸せな犬だったと
娘が証明する。

ありがとう、アトム。 


【追記】 女性自立の会《FILLE フィーユ》の女性たちに、
      時に厳しいことを言う。
      私は、彼女たちに好かれようと思ってはいない。
      彼女たちが社会という戦場で、しっかりと強く
      生きていってほしいと思うからだ。
      だから、FILLEが本堂キャンプと呼ばれる。
   

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