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キリンとサントリーの合併 [時事]

大手飲料メーカー  キリンとサントリーが合併する方向。

合併すれば、大阪本社のサントリーは、
おそらく本社機能を東京に移すだろう。

またしても、大阪発祥の老舗企業がなくなる。

国内では消費が頭打ちとなるので、海外戦略などのための合併。

いつも思うが、、、
果たしてそれが一番正しい方向なのだろうか。


今回の件、賛否両論あると思う。

各種業界で、大型合併が続くが、
たとえば銀行などでもサービスが良くならない。
反対に寡占体制となって、
企業には都合がいいが、
果たして消費者にはいいのだろうか。


私は、企業はあまり大きくなりすぎると倒れる

と思う。


大きくなりすぎると、意志決定が遅くなり、
何と言っても、社員や商品、そしてその先にいるお客様にまで
目が届かなくなるのではないだろうかと思う。



市場を広げ、世界戦略もすばらしい経営方針かもしれない。

しかし、細かいところまで目が届き、消費者本位の製品を出す企業こそが
老舗の魅力。

とにもかくにも、
こうして、また関西から企業がなくなり、
東京に権限が移行し、東京一極集中となる。

大阪初、日本、世界へ!  の企業でいいのではないか。



国内で牌は少なくなったから海外・・・ではなく、
国内の人にまず喜ばれる商品にするための
個性ある商品や経営が大切だ。


市場は中国! とよく言われるが、
いつか中国も、あっという間に行きわたってしまうだろう。

その次はまたどこ、、、と言っても限度がある。

京都や全国にある、何百年も続く老舗の経営を
もっと学ぶことも必要だと思う。

全ての大型合併が進む中、違う観点の独自の経営研究も
必要ではなかろうか。

それにしても大阪のますますの地盤沈下が心配だ。


【追記】

私自身も 輝く女性たち を創ろうと 会を主宰しているが、
たくさんの人数にするつもりはない。
常に目が届く範囲の人数を見極め育てている。


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