平城遷都1300年祭公式テーマソング発表イベント [取材]
↑ 平城遷都1300年祭 公式テーマソング発表イベントでの
谷村新司さんと少年少女合唱団
来年、 ”平城遷都1300年祭” が開催される。
”せんとくん” で一躍有名になったこのビッグイベント。
この度、公式テーマソングの発表イベントとして、
谷村新司さんの「ココロのトーク&ライブ」が、橿原市の
万葉ホールにて開催された。
800人の来場者が、谷村さんの 心から心へ 届く、歌と言葉に酔いしれた。
↑ 取材中の本堂亜紀
公式テーマソング 「ムジカ」 を漢字で書くと”夢鹿”。
「ムジカ」と童歌「ナラうた」が入ったCDが、
7月8日から全国で販売されている。
この2曲は、 心 に響く、とってもすばらしい歌です。
是非、皆さんにも聴いていただきたいと思います。
冒頭のトークの中で、谷村さんはこんなことをおっしゃっていた。
谷村さんが3年間、 上海 の有名大学に音楽の教授として
招かれた時のこと。
日本のことを学生に聞かれても、自分は答えることができると思っていた。
しかし、実際に学生たちに聞かれると、「知ったつもりでいただけだった」という
ことを知った。
それから、日本のことを勉強された。
その勉強が 楽しかった とおっしゃる谷村さん。
やらされてやる勉強
やらなきゃいけない勉強
ではなく、
やりたい勉強
だったとおっしゃった。
やりたい勉強 は、楽しく、
寝る時間を惜しんでも勉強されたという。
自分の学生時代を思い出す。
学生時代は、両親が学費を出してくれ、
先生の一方的の授業。
(先日の読売新聞で、 ”今の大学は観光バス授業” と表現されていた。
バスガイドさんが何でも一方的に話をして、
聴いている方は疲れたら寝て、お腹がすいたらお菓子を食べ、暇になったら携帯、、
といったようなところ。 ちなみに私は、大学時代寝たことはあったけど
そのほかはしなかったよ<`ヘ´>)
とりあえずテストや就職のため、勉強はするが、
果たして自分がやりたい勉強だっただろうか?
やらされるからやる、
から
自分がやりたいからやる!
に変わった時、そこから本当の勉強が始まる。
幼い頃から夢を持ち、やりたい勉強 をずっとしてきた人もいるだろう。
しかし、やらされるからやる の勉強 しかしたことのない人も多いだろう。
やりたい勉強・・・。
やりたいことがない から、やりたい勉強 はない。
と言ってしまえば、そこで終わり。
学生時代、私も やらされる 勉強 だった。
しかし、絵の授業の先生にいただいた言葉が今でも響く。
大学2回生の頃、私は、早い時期に大手電器メーカーに就職が
決まっていたにも関わらず、
「したいことがないのに、この会社に入っていいのだろうか?」
という贅沢な悩みを抱えていた。
そこで、先生のひと事は、こうだった。
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いいことじゃなぁ~いい。
やりたいことないんでしょ。
じゃぁ、何でもできるじゃん。
やりたいことないんだったら
何でもやってみたらいいじゃなぁ~いい
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何でもやってみる!
“食わず嫌いは損をする”
帰りの電車で、 ”せんとくんクッキー” をバリッ・・・。
う~んんんん、見た目は可愛いけど味は、 普通 だった。
安くてみんなが買いやすいお土産にしているのだろうが、
高級なお饅頭があってもいいんじゃないか・・・と思った
でもね、、、
これも、食べたから分かったこと 。
したいことがない女性たちへ・・・
やりたい勉強をしていない女性たちへ・・・
そろそろ
食わず嫌いはやめてみませんか。
新しい自分に出会うために・・・。
■追記■
谷村新司さんの心温まるトークや、素晴らしい歌は、
きっと来年開催の平城遷都1300年祭の成功に連なる
ことと思う。
なぜなら、来場者すべての方々が
共感と感動のひとときを過ごしたからだ。
2009-07-13 22:19