何故、撮るの? [徒然]
「伝えたいから撮るんですよね。書くのですよね」
数年前、ある経営者の方から言われた言葉。
20歳で家を出て、23歳で独立してからは、何のために
写真撮っていますか?と聞かれたら、何よりも食べる為だった。
まだ当時はフイルムカメラ時代。
失敗といつも隣り合わせでの緊張感と、
初めての現場へもひとりで行かせていただいたこともあり、
極度の緊張から、当日の朝はいつもお腹を壊していた。
でも、あの時は、それが緊張からくるものだと気付いていなかった。
ただ、単にお腹の調子が悪いのだろうと・・・
そんなことを病気だと言っている余裕がないくらいに、
今考えると追い込まれていたのだろう。
幸いにも、鈍感だったのか、、追い込まれていることに
気づいておらず、初めての電話、メール、人と逢うこと、撮影取材を
積み重ね、今がある。
そうして、数年前、冒頭の言葉を言われた時、、
はっとした。
いつしか、そうなっていた。
撮影する時、、取材させていただく時、、、
あぁ、、、伝えたいと。
がむしゃらな時って周りが見えない。
それも悪くないって思う今の自分。
若いから、年配だからって関係ない。
がむしゃらに何かに取り組めるかってことが
人生の中での幸せだと感じる。
そして、、たまに寄る、ケーキ屋さんでカフェした今日。
お会計の時「いつも、ブログ見ています^^」と店員さん。
そんなにたくさんお話ししたわけじゃないのに、、、
見てくれている。。 不思議だけど、私のblogは
何故か、5年間ずっとみてました、、とか、
継続して見てくれている方が多くて、
そんなにPRしたわけじゃないのに、ひょんなことで
お会いしたことがないのに、見てくれている方がいるの。。
(すべて後でわかったことだけど。。。)
最近、忙しさもあり発信できていない時も多いけど、
またちょっとだけ、こまめに綴りたいなって思った今日だった。
誰かの為、何かの為、なんて偉そうな身分でもない。
そう、、自分が伝えたいから発信する。
とってもシンプルなこと。
ふとした時に、経営者の方のひと言が
私の脳裏、そして心に蘇る。
2018-06-05 22:02