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嬉しい電話


「もしもし・・・」

電話の向こうで、特徴のある深みのある声が響く。

電話の先は、私が独立した時からお世話になっている
有名な先生だ。

ある大きなイベントで、私を起用したいと連絡いただいたのです。

「やっと一緒にできるね」

最後にもう一度温かい声が響いた。

初めて先生に会った時、先生にとって私はまだまだ大きな子供だっただろう。
十数年を経て、

  やっと一緒にできる

日が来た。

その時に花が咲かなくても、
十数年たって花が咲いたり、仕事になったり、
大きな力になったりする。

嬉しい電話があってから、また嬉しいメールが中国から。

「本堂さんのファンとして、これからも応援します」

という内容だった。

心があたたかい。
私は幸せすぎます。

その幸せを力に変え
仕事を通じて表現していきたい。

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