葉山有樹展「生命の美」
ご縁いただき、葉山有樹先生の「生命の美」
トークショーへ。
私は、葉山先生と会う前に作品に出会い、
「これを創られた方は命を擦り減らしてる。。」
と呟いてしまった。。。
そこに命が宿ってると感じたのです。
身体で感じるのです。
そして、先生のトークを拝聴し、
その感覚は間違っていなかったと知る。
今、私たちが生きているのは
先人の皆様のおかげであること。
自分の為に発揮できる力は限りがあるけれど、
誰かの為なら人は想像を超える力
がみなぎること。
ご両親と戦争のこと。
何万年も前から宿ってきた命と自然に
我々は生かされていること。
などなど。。。
何もせずに死んでどうする?そんな風に、
先生のお話を感じとりました。
先生の佐賀の工房へも行きたくなった。
生きるとは?を考えさせられた。
最後に見た作品が、ぼやけて見えた。
え?!老眼??に突然なったの??
と焦る私。
そこへ先生のお仕事パートナーの方が、そっと後ろから、
「感動されたんですね」と。
我に返り、気づいた。
老眼じゃなく、自分の瞳に涙の膜が。。。
出会いに感謝。一期一会。
睡眠時間は毎日3時間だと、スタッフの方が
教えてくれた。
この個展も、朝早くから深夜まで、
ご自身が最後まで立会い、
指示を出され、見届けてのスタート。
そして、来場された皆様に、惜しげも無く
描く姿をお見せになる。。。
私は、内覧会という貴重な時に
出会えたことに、改めて、運がいいとしか
思えない。でも、これもかれも、
我がボス、広中先生が私を導いてくれている。
一期一会。我が人生。
2019-07-20 17:34