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終わりなき一期一会の旅 [執筆]

今週月曜日 毎日新聞さん夕刊(近畿版)

 本堂亜紀の一期一会

20120910本堂亜紀の一期一会「杉もと」.jpg

東京の六本木にある和食「杉もと」の
大将 杉本修一さん。

重たい木の扉を開ける。

店内は、大将を中心に扇のような形に
なっている。

そう、大将の目からすべてが見渡せる。

カウンターはヒノキの一枚板。

入り口に近いカウンターの一番端が、私にとっての特等席。
大将の顔が、お客さんの顔が見えるの。

今回、取材させていただき、
大将の歩んできた人生に本物を感じました。

私のこの「一期一会」のコラムでは、ずっと
その方その方の人生を紹介させていただいてきました。

美味しい料理の向こうには必ず人がいる。
ステキな宿の向こうにも必ず人がいる。

おひとりおひとりの人生はさまざまで
その中に隠された宝の言葉に
私は感動し、涙し、感謝してきました。

このコラムは当初、半年で終わりかなということで始まりました。

でも、気がつけばもう1年半。

新聞社の友人たちにも
「長いよね」「めずらしいね」と言われました^^

皆様の応援のおかげです。
ほんとに楽しく書かせていただきました。

そして、この連載は9月末で終わります。

こうして、人に焦点をあてて (それもかなりどっぷりと)、
私らしさを出して書かせていただくことができましたのも、

編集長さんの多大なるお力添えあってこそ。

もちろん、編集の方、配達の方、関わってくださったすべての皆様、
何よりも読者の皆さんのおかげです。

読者の皆さんには、いつも感想メールやメッセージをいただき
ありがとうございます。

「明日からもがんばれます」
「生きる勇気をもらいました」

など、胸が熱くなる言葉もいただき、
そんなひと言ひと言が私の原動力となり、
続けてこれました。

ありがとうございます。

目下、さまざまなところで
書かせていただき、新しい執筆も始っていますが、
書けば書くほど、見えてくることがあります。

とくにこの一期一会。

取材させていただいた方と
向き合わせていただき、
皆様にお伝えしたい!という
思いでやってきましたが、

結果として、
本堂亜紀自身としっかりと向き合う
大切な時にもなりました。

すべての方に感謝しています。

9月24日(月)で最後となります。
是非、皆様にご覧いただけましたら幸いです。

一期一会に感謝しています。



ある方からいただいた言葉。

    「終わりなき一期一会」

終わりなき一期一会の旅をこれからも続けていきます。

ありがとうございました。

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